離乳食

       初めての 妊娠&出産

離乳食について

頑張らない離乳食

離乳食とは
離乳食とは、文字通り、赤ちゃんがおっぱいやミルクから離れて
大人と同じようなものを食べられるようになるまでの移行食です。
離乳食を通して、赤ちゃんは「食べる練習」を始めます。

始めのうちは、一日一回、
スープや果汁のようなものを味見する程度です。

この頃の離乳食はおっぱい・ミルク以外の味や
スプーンなどの感触に慣れるためのもので、
栄養を補給する食事としての意味はほとんどありません。

そのうちに赤ちゃんの歯が生えたり、
消化器官が発達したり、といった成長に伴って、
だんだんと食事をする量や回数が増えていきます。

食材も、徐々に噛み応えのあるものでも対応できるようになり、
栄養摂取の比重がおっぱい・ミルクから食事へと移っていきます。

赤ちゃんがおよそ生後五ヶ月の頃から離乳食を与え始め、
一歳を過ぎる頃にはかなりいろいろなものを食べられるようになるのが
一般的です。

ただし、離乳食を開始する時期や進めるペースには
かなり個人差があります。

また、離乳食が終わっても
完全に大人と同じものを食べられる訳ではありません。
香辛料の強いものや硬すぎるものなどはまだ食べられないので、
就学前頃までは幼児食として
子供の発達に合わせた食事を用意します。

●離乳食の4ステップ
離乳食の進め方に絶対的な決まりがあるわけではありません。
赤ちゃんの体の発達に合わせて食べ物と調理法を選び、
最終的にいろんなものを食べられるように導いてあげられれば、
それでいいのです。

ただ、食材や調理法を選ぶ基準がよく分からない、
という人は多いでしょう。

そこで、離乳食をすすめる目安として、
全体の流れを初期、中期、後期、完了期の
4ステップに分ける方法が広く知られています。

ここでは初期から完了期までの各ステップごとに
いつ、どんなものを、どんな状態で与えたらいいのか、
という基準の概要を紹介します。

ただし、
繰り返しますが離乳食を進めるのにこれといった決まりはないので
これからご紹介する内容も
あくまで目安程度に参考になさるといいと思います。

離乳食に関しては様々な本なども出版されていますし、
インターネットで検索すれば
レシピを紹介したページがたくさん見つかります。
具体的なレシピは本やネットで探してくださいね。

<初期(生後5〜6ヶ月)>
・状態… ドロドロ状。  
     一番初めはサラサラの液体から
     徐々にゆるいマッシュポテトくらいまでに
     硬さを変えていきます。
     この時期は上手にごっくんと飲み込めることが目標です。
     味付けはせず、素材の味を活かします。

・食べられるもの
米、うどん、パン、じゃがいも、さつまいも、果物、そうめん、
白身魚、プレーンヨーグルト、カッテージチーズ、豆腐、卵黄、
にんじん、大根、かぼちゃ、トマト、ほうれんそう、葉野菜、
…など、やわらかく煮える野菜

<中期(生後7〜8ヶ月)>
・状態… 舌でつぶせる硬さ。         
     豆腐くらいの硬さを目安に、
     口をもぐもぐ動かせることが目標です。  
     味をつける場合はごく薄味で。 

・食べられるもの
初期に加えて→パスタ、小麦粉、甘くないコーンフレーク、赤身魚
鶏ささみ、レバー、納豆、卵白、甘くないピーナツバター等

<後期(生後9〜11ヶ月)>
・状態… 歯茎でつぶせる硬さ。        
     バナナくらいの硬さを目安に、   
     歯茎でカミカミできることが目標です。
     味付けはやはり薄味ですが、
     少量なら油やソース類が使えるようになります。

・食べられるもの
中期に加えて→牛肉、豚肉、豆(皮を取り除いたもの)、
ホタテの貝柱、葉野菜の茎部分、ケチャップやマヨネーズ等。    

<完了期(1才〜1才半)>
・状態… 歯茎でかめる硬さ。         
     スプーンなどで楽に切れるほど
     やわらかくゆでた人参を硬さの目安に。
     大人とほぼ同じものが食べられますが、
     揚げ物などは一日一回程度に控え、
     味付けはまだまだ薄味を続けます。
     未発達の赤ちゃんの胃腸に
     負担をかけないよう注意しましょう。

・食べられるもの
後期に加えて→そば、青魚、かに、えび、いか(すり身)、
硬すぎずアクが強くない野菜・果物全般

離乳食を与える回数ですが、初期は一日一回、ひとさじから。
赤ちゃんの機嫌の良い昼間の時間に与えます。

だんだんと飲み込むのが上手になり、
50cc程の量を食べられるようになったら、
離乳食を一日二回に増やしてみましょう。

後期あたりになったら、離乳食を一日三回に増やしましょう。
メニューを考えたりするのが大変になりますが、
大人の食事から上手にとりわけて赤ちゃんの食事を用意できるような
献立を考えられると、楽になります。

●頑張らない離乳食
離乳食のメニューに頭を悩ますお母さんは多いと思います。
離乳食の本を見ながらゆでたり裏ごししたりして「よし、できた!」と
せっかく頑張って作っても、赤ちゃんが全く食べてくれない、
なんてことも…

特に一日三回食になったりすると、
頑張るお母さんは一日中台所から離れられなくなってしまいます。

お母さんが頑張りすぎると、
食べさせられる赤ちゃんもプレッシャーです。
折角作ったのになんで食べないのー!!…などとイライラされては
食事が楽しくなくなり、赤ちゃんはますます食べなくなることに。

離乳食は上手に手抜きをしながら取り組むのが一番!
お母さんも赤ちゃんもにっこり楽しく食事ができるよう、
頑張らない離乳食を目指しましょう(^^)!

<頑張らないコツ@:とりわけ離乳食>
最近よく耳にするのは「とりわけ離乳食」という言葉。
これは、大人の献立から上手に食材をとりわけ、
赤ちゃん用に調理した離乳食です。

大人の食事を用意しながら、一緒に赤ちゃんの離乳食も用意できるので
あまり手間がかからない方法だと思います。

インターネットなどでいろいろとメニューが紹介されていますが、
そんなに難しく考えなくても大丈夫。
「大人よりもやわらかく、味を薄めに、食べられる食材を利用する」
この基本を踏まえて、あとは赤ちゃんの発達に合わせるだけ。

例えばカレーを作る日…
初期の赤ちゃん :ジャガイモを切った時点で少量とりわけ、
         小鍋に水と一緒に入れてゆるゆるの
         ポタージュをつくる。

中期の赤ちゃん :ジャガイモと人参を切った時点で少量とりわけ、
         小鍋に水と一緒に入れて指で押して
         つぶれるくらいの硬さにゆで、
         みじんぎりにする。ひきわりなっとうを和え、          
         7倍粥(まとめてつくって冷凍しておいたもの)
         と一緒に。

後期の赤ちゃん :カレールーを入れる直前の
         やわらかく煮えた野菜、肉を少量とりわけ、
         5ミリほどの角切りにする。
         (煮え方が足りない場合は別途小鍋で煮る)
         ケチャップを少し加えて混ぜ、5倍粥と一緒に。

完了期の赤ちゃん:カレールーを入れる直前の
         やわらかく煮えた野菜、肉を少量とりわけ、
         食べやすい大きさに切る。ケチャップとソース少々、
         ごく少量のカレー粉を風味付けに加えてまぜ、
         軟飯と一緒に。

赤ちゃんが食べられる食材、調味料を把握しておけば、
あとは赤ちゃんの発達に合わせて
調理法や形態を変えるだけのお手軽離乳食です。
コツを覚えれば簡単ですよ(^O^)/

<頑張らないコツA:冷凍庫を上手に活用する>
だし、おかゆ、ゆでた野菜、など、
頻繁に使う食材はまとめてつくって小分けにし、
冷凍しておくのが断然便利!

市販の冷凍ゆで野菜などを利用するのも手です。
バラ凍結されているので、
使いたい分だけを取り出すことができます。

ただし、冷凍したものとはいえ早めに使い切るように心がけましょう。
あまりまとめて作りすぎないように注意します。

冷凍をする際、
だしやおかゆなどは製氷皿を利用するとキューブ状に小分けできて
とても使いやすくなるのでお勧めです♪

<頑張らないコツB:たまにはベビーフードも活用する>
子供にはできる限り手作りのものを食べさせてあげたい!
という人は多いと思います。

しかし、やはり疲れている日、
体調の悪い日は何もしたくないことだってあるでしょう。

最近のベビーフードは無添加のレトルト食品などもあり、
味も結構おいしい♪
店頭で配布していた試食用のレトルトカレーを食べたことがありますが、
これが予想以上においしく、驚いたことがあります。

レトルトをいくつか買っておいて、
休みたい日の逃げ道を作っておくことも大切かもしれませんね。

●ウチの離乳食
我が家では娘が五ヶ月半になった頃、
野菜スープひとさじから与え始めました。

9月頃から始めたのですが、
娘は12月頃まであまり食べることに積極的ではなく、
食いしん坊の母親からすると、
いったいこの子は本当に自分の娘なのかしら???
と疑いたくなる程でした。

発達には個人差があるといいますが、
やはり一般的な進度から遅れると心配になります。
自然と同じ年頃の子と比べてはあれこれ気をもんでいました。

ところが、年が明けた元旦、朝のお雑煮の野菜をぱくぱくたいらげ、
その日から人が変わったような大食漢に…
やはり私の娘だったようです…(^^;

始めの頃の、食べない食べないと悩んでいたのが嘘のよう。
どんどん食べるので、どこまで与えてよいやら悩むまでに…
子供には一人一人のペースがあるんだなー、
と実感した出来事でした。

私も始めは離乳食の本を片手にあれこれ作っていましたが、
娘がほとんど食べなかったのと、だんだん面倒になってきたのとで
すぐに本を見ることはなくなりました。
本は時々、今どんなものを食べられるのかしら?と、のぞく程度。

そのうち、とりわけ離乳食のコツをつかみ、
離乳食が楽になりました。

また、大人用に出来上がってしまったものでも、
刻んでお湯をさして味を薄めたり、
ごはんやパンをちぎったものに少量混ぜて
味付け程度に使って食べさせたりしました。

娘はうどんが好きだったので、余った煮物や味噌汁の具を刻み、
うどんと一緒にお湯で煮込んで簡単煮込みうどんをよく作りました。

心がけていたことと言えば、
一回の食事に炭水化物、野菜、たんぱく質の三種類が
含まれていることと、味を薄めにする、ということくらいです。

これから離乳食に取り組まれるお母さん、
是非、気長にゆっくりと、上手に手抜きをしながら
お子さんとの食事を楽しんで下さいね(^^)!

★パパの独り言★
私が離乳食で大変だなと思うのは、
何より食べさせるのに時間がかかるということ。

私は5分もあれば食事が終わるというのに、
子供はというと30分くらいかかっている。

私が早く食べ終わると娘に食べさせる役を妻と交代するのだが、
人に食事をさせるというのはなかなか難しい。

加えて、まだよく話せない娘の、
言葉にならない主張を汲み取りながら
要求に応じたものを口に運んでやる、となるとますます難しい。

コツはひたすら回数をこなして慣れるということ…かな?



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